職人はいるのに、管理職が育たない――人事評価を“役職者を育てる仕組み”に(藤原製本株式会社様)

昭和24年の創業以来、製本を核に出版文化を支えてきた藤原製本株式会社様(京都市/従業員36名)。評価そのものに大きな課題はなかったものの、技術者の立ち位置の社員が多く、部下と面談したり現場を管理したりする「役職者としてのスキル」を磨く機会が少ないことが悩みでした。人事評価を、将来の管理職候補を育てる仕組みにどう変えるか。取り組みの狙いを伺いました。
工場の機械が発展しても、必ず人が介在します。
Q会社紹介 ― 昭和24年創業、出版文化を支える製本会社
藤原製本株式会社は、昭和24年の創業以来、製本を核として技術を磨き、出版文化に必要な製本を提供してきた会社です(京都市西京区、従業員36名/事業内容:印刷・製本)。製本の提案から販売までトータルサポートを行い、お客様の想いをカタチにするお手伝いをしています。長時間強度を維持できるPUR製本や、中綴じ、アジロ綴じなど、さまざまな加工に対応しています。
Q導入前の課題 ― 役職者の経験不足と、将来の管理職候補づくり
「評価」そのものに大きな課題はなかったものの、役職者としてのスキルを磨く機会の少なさが課題でした。
役職者の経験不足が問題であると感じています。一人ひとりが技術者の立ち位置の社員が多く、部下と面談をする・現場を管理する等の役職者としてのスキルを磨く機会が少ないのが原因だと思います。今回の人事評価制度を通して、今までやってこなかった部分を任せる。そして役職者としてのスキルアップをして、将来の管理職候補を増やすことが一番の課題です。
あわせて、経営理念の発表会で目標を伝えたものの、現場への浸透が薄いという手応えのなさも感じていました。
Qサービスを知ったきっかけ ― 知人の紹介と、役員・部門長への丁寧な説明
「評価」について大きな課題はなかったものの、経営理念の発表会で目標を伝えたものの、浸透が薄いと感じていました。その時、知り合いから給与アップ研究所の紹介がありました。初めてお会いする際は弊社にお越しいただき、私を含めた役員と部門長へ丁寧に説明をいただきました。
Q導入前の不安 ― 仕組みはできても、役職者が運用できるか
課題のインタビューの際にも回答しましたが、役職者に評価業務の経験がなかったため、会社に合った仕組みが構築できても運用できるか不安でした。その点、専任のCSの方が付いて下さりサポートしていただけるところで、安心材料になりました。
Q導入の決め手 ― 「運用状況に合った、今必要なサポート」
決め手は、実際の運用状況に合わせた運用支援があることでした。
「運用支援サービス」がある点です。他社のコンサル会社も運用支援サービスを提供していますが、給与アップ研究所さんはクラウド上で弊社の運用状況を随時確認いただき、トラブルがある場合は連絡してくれます。何となくの支援ではなく、実際の運用状況に合った、今必要なサポートをしてくれるところが決め手でした。
Q導入で期待する変化 ― 目標を確認し合う習慣と、成長履歴の共有
人事評価制度を通じて、メンバーが目標に対して前向きに取り組んで、進捗状況を確認し合う習慣をつくりたいです。弊社の業務は工場の機械が発展しても、必ず人が介在します。メンバーの成長履歴を共有したいですね。
Qよくある質問(FAQ)
Q1. 職人・技術者は多いのに、管理職(役職者)が育ちません。人事評価で育てられますか?
A. 育てられます。藤原製本様も同じ課題でした。技術者は、部下との面談や現場管理といった「役職者としてのスキル」を磨く機会がどうしても少なくなりがちです。人事評価の評価者を任せることは、目標設定・フィードバック・進捗管理を実践で学ぶ場になります。評価制度を「査定」ではなく「役職者を育てる仕組み」として設計することで、将来の管理職候補を計画的に増やせます。
Q2. 仕組みは作れても、評価経験のない役職者が運用できるか不安です。
A. 藤原製本様も最大の不安がこれでした。給与アップ研究所は、専任のCS(カスタマーサクセス)が伴走し、クラウド上で運用状況を随時確認しながら、実際の運用に合わせたサポートを行います。「何となくの支援」ではなく、今その現場に必要な支援を届けるEPO(評価運用の外部化)で、経験の浅い役職者でも運用を続けられます。
Q3. 経営理念を発表しても、現場への浸透が薄いです。評価で変えられますか?
A. 変えられます。理念や目標を「掲げるだけ」で終わらせず、日々の評価項目(行動目標)として具体的な言葉に落とし込むことで、現場の行動と接続できます。評価のたびに理念に沿った行動を確認することで、言葉だけだった理念が現場に根づいていきます。
Q4. 記録や集計、面談の準備が、現場の負担になりませんか?
A. 抑えられます。給与アップクラウドは、日々の記録から評価指標をAIが自動で計測する「入力ゼロ」の仕組みを備えています。集計やフィードバック文案の作成もAIが下支えするため、製造の現場でも、評価のための事務作業に追われずに運用できます。
Q5. 職人の成長や頑張りを、どう見える化して共有できますか?
A. 目標に対する進捗や達成を記録・可視化することで、一人ひとりの「成長履歴」を共有できます。藤原製本様も、メンバーが目標に前向きに取り組み、進捗を確認し合う習慣づくりと、成長履歴の共有を目指しています。機械化が進んでも人が介在する製造業だからこそ、人の成長を見える形に残すことが力になります。
Qサービス紹介
給与アップ研究所は、4,000社の人事評価制度の構築・運用支援の知見をもとに、自社の業態・職種の実態に合わせて設計する人事評価サービスを提供しています。全職種の業務棚卸しで現場を可視化し、製造・製本のように技術者が多い職場でも、実態に合った評価項目とKPIツリーを設計。評価者を任せる過程を役職者・管理職候補の育成につなげ、経営理念を行動目標として言語化して現場に浸透させます。日々の記録から評価指標をAIが自動計測する「入力ゼロ」の仕組みと、集計・フィードバック文案の自動化で評価者の負荷を抑制。さらに専任CSがクラウド上で運用状況を随時確認し、実際の運用に合わせて支援するEPO(評価運用の外部化)で、評価経験のない役職者でも運用を回し切れる状態づくりまで伴走します。「作って終わり」にせず、感覚ではなく事実から議論できる状態づくりを支えます。まずは自社の業務を可視化し、評価制度の課題を棚卸しするところから始めてみてください。
サービスに関するご相談・お見積りはお気軽にどうぞ。
無料で相談する